Oliver's Army
この曲は素晴らしい。感動した。
メロディはやたらと陽気だけど歌詞の方は強烈な皮肉のオンパレード。"Oliver's Army"で歌われている社会構造は現在も全く同じで、イラクやアフガニスタンに派遣されたアメリカ兵やイギリス兵のほとんどが低所得層の若者たちだしなぁ。
“Oliver's Army” - Elvis Costello
Don't start me talking
俺に声を掛けない方がいいぞ
I could talk all night
一晩中でもしゃべり続けるから
My mind goes sleepwalking
俺の心は夢遊病のように彷徨っている
While I'm putting the world to right
この世界をあるべき姿にするまで
Called careers information
軍の採用課に電話してみな
Have you got yourself an occupation?
仕事をお探しですかと言われるはずだ
Oliver's army is here to stay
大英帝国軍、只今駐留中
Oliver's army are on their way
大英帝国軍、只今進軍中
And I would rather be anywhere else
ここにいるくらいならどこでもいい
But here today
ここでウダウダしているのは、もうゴメンなんだよ
There was a checkpoint Charlie
国境検問所では
He didn't crack a smile
彼は笑顔もない
But it's no laughing party
でもそこには愉快なパーティなんかない
When you've been on the murder mile
あんたが人殺しをしてる間はね
Only takes one itchy trigger
引き金をちょっと引くだけで
One more widow, one less white nigger
未亡人がひとり増えて、白いニガー(アイルランド人)がひとり減るのさ
Hong Kong is up for grabs
香港では何でも早いもん勝ち
London is full of Arabas
ロンドンはアラブ人で溢れている
We could be in Palestine
俺たちはパレスチナにもいるし
Overrun by a Chinese line
中国の国境線も踏み越えている
With the boys from the Mersey and the Thames and the Tyne
マージーやテムズやタインから来た(職にあぶれた労働者階級の)若い連中と一緒に
But there's no danger
でも危険はないんだ
It's a professional career
これがプロのお仕事ってもんだ
Though it could be arranged
たとえその話が
With just a word in Mr. Churchill's ear
チャーチル殿の耳に入ったほんの一言によって準備されたものだとしてもね
If you're out of luck you're out of work
もしもあんたが身の不運を嘆いたり仕事からあぶれて困っていたとすれば
We could send you to Johannesburg
俺たちが喜んでヨハネスブルグにお届けしてやるからな
And I would rather be anywhere else
ここにいるくらいならどこでもいい
But here today
ここでウダウダしているのは、もうゴメンなんだよ
And I would rather be anywhere else
ここにいるくらいならどこでもいい
But here today
ここでウダウダしているのは、もうゴメンなんだよ
メロディはやたらと陽気だけど歌詞の方は強烈な皮肉のオンパレード。"Oliver's Army"で歌われている社会構造は現在も全く同じで、イラクやアフガニスタンに派遣されたアメリカ兵やイギリス兵のほとんどが低所得層の若者たちだしなぁ。