個人的にザ・トラウマ映画(ドラマ)の五指に入る。子供の頃(小学校低学年)に一度見てから大人になっても忘れられない作品だ。何が一番怖いって、義足の足音が超こえーー!ヒッチコックが映画の中で音を上手に使っていますが、この義足の音も負けず劣らずの出来栄え。金田一耕助シリーズは、戦後の鬱屈した時代背景も更に恐怖を煽ります。
それがYouTubeを見ていたらたまたま見つけて、怖いもの見たさで見てしまいました。ストーリーを簡単に言えば、義足の男と美女と愛人…愛憎渦巻く戦後の闇☆って感じですな。大人になってから見ると、確かにおどろおどろしい映像の連続と薄気味悪い義足の足音だけど、そんなにトラウマになるほどの作品ではない。純粋に物語の面白さの方に引き込まれました。横溝正史の映画はかなり見ましたが、原作を読んでみたくなった。