確かに記者たちが来ていたが、一面だとは思わなかった。玉三郎の崑曲はそんなに画期的なのか。
玉三郎、「世界文化遺産」昆劇と初共演 京都・南座
玉三郎、中国伝統演劇と初共演――。「坂東玉三郎 中国・昆劇 合同公演」が6日、京都市東山区の南座で始まり、玉三郎が中国語でヒロインを演じた。昆劇は舞踊と歌が一体になっているのが特徴で、600年の歴史がある世界無形文化遺産。演目は、美少女と若者の数奇な恋愛を描く昆劇の代表作「牡丹(ぼたん)亭」と、玉三郎の代表作の一つで玄宗と楊貴妃の悲恋の後日譚(たん)を描いた創作舞踊「楊貴妃」。玉三郎が登場すると拍手がわき、中国・江蘇省の蘇州昆劇院の役者とあでやかな演技で観客を魅了した。(写真を見る)