Sarahの評価:
★★★☆☆+豪華絢爛な背景とは正反対の人間の内面の醜さ。重陽節の晩餐直前には血なまぐさい戦いが展開されていたのに、それが終わると何事もなかったかのようにしれっと片付け。新しい絨毯が敷かれて、新しい花が持ってこられてきれいサッパリ片付けられる。これは中国の権力者が現在まで変わることなく行ってきたことではないのか。張芸謀(チャン・イーモウ)はこの映画を通して現在ノリにノっている自国への批判も込められているのだろうか、などと思った今日この頃。
無駄な(?)乳盛り盛りが三流映画の雰囲気である。周杰倫(ジェイ・チョウ)はなかなかいい役だった。演技も進歩しているご様子。
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王妃の紋章(公式サイト)