別の日。わたしは移動中は大体仕事の準備に集中しているので静かにしていてほしい。仕事の準備をしていない時でも静かにしていてほしい。要するに話したくない。なのに空気の読めない運転手の多いこと多いこと。
こちらから何も話しかけていないのに、天気の話から始まり(どうでもいい)、運転手が今日乗せた変わったお客さんの話(関係ない)、最近の芸能ネタ(知らんがな)、運転手の近況(聞いてない)等々目的地に着くまで延々と話している。こちらは「フン」といかにも迷惑そうな反応をしたり、何も相槌を打ってなかったりするのに、です。
お客さんによっては運転手と話したい方もいらっしゃると思うので、そういうときはしゃべり倒してたらいいと思うのですが、小生は違う。こういう運転手はただ単に自分が話したいから話してるだけ。お客のことなんてお構いなし。こういう人にははっきり言わないと分からないのです。だから小生は心を鬼にして低い声でこう申し上げます。『黙って前見て運転しとったらええ。』
これは小生が女で、なおかつタクシー乗客の中では珍しく若いから運転手が話しかけたくなるということらしい。完全に舐められている。実際、職場のおっちゃん方に聞いてみると、そんな風に延々と運転手から話しかけられることはないよ、との回答。嗚呼、このときばかりはおっさんになりたい。
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